高級着物の査定・買取なら高級着物買取専門の熊野堂

羽田登喜男(1911-2008)は染織作家として1988に友禅の人間国宝に認定されました。
この名古屋帯に友禅で描かれているおしどり図は特に代表となる文様です。
羽田登喜男は「着物は身につけて初めて完成するもので、主役である女性をいかに美しくひきたたせるかが大切」と話しており、彩色の美しい着物も染めています。

結城紬は茨城県・栃木県を主な生産の場とする織物です。結城の織物は高機(たかはた)織といざり織の2種類あり、いざり織が本場結城の指定を受けた織物です。
1956年に重要無形文化財に認定を受け、反端(ラベル・標識)に証明となる証紙が付いています。
着物の色目は淡い色合いや寒色系が人気です。絣文様の細かさで買取価格が高くなります。

千總は450年の歴史を持ち、皇室に着物を納められている京友禅の老舗です。
確かな染織技術で古典柄から斬新なデザインまで幅広く着物を染められています。
落款が染められている着物が多いが、襟先のタグや反端にのみマークがある物もあります。
落款がある物が一番評価されます。
振袖の着物は特に金糸の刺繍や華やかな文様が高価買取査定のポイントになります。

龍村平蔵は４代続く老舗帯メーカーです。正倉院宝物裂や世界の秀でた遺品の研究復元などを基礎に新しい感覚で織物を芸術の域まで高めました。
高島屋上品会の挨拶文は龍村平蔵の言葉で始まり、染め織物界での格の高さを伺えます。
龍村平蔵の袋帯は大彦や大洋居の着物と合わせることによって魅力を増します。帯のたれ先線にはカラフルな文様が入るのが特徴です。袋帯は白地や黒地が高価買取査定のポイントになります。
また、同じ家系ですが、龍村光峯と龍村晋は独立しています。

琉球紬は沖縄県の織物の一つです。
琉球の織物は人気があり、状態の良い反物は着物に仕立てる方がいるため高額買取査定となります。
琉球には芭蕉布・宮古上布・八重山紬など多くの織物があり、染織では城間栄順・玉那覇有子・知念貞夫といった紅型作家が有名で、どれも高額で買取いたします。